川崎市のハローワークと管轄エリア
会社を退職し失業手当を受給する際は、ハローワークへ出向いて受給手続きをする必要があります。
失業手当の受給手続きはどのハローワークでもできるわけではなく、自分が住んでいる居住地を管轄するハローワークにて行います。
川崎市にお住まいの方は、以下のハローワークが管轄になりますので自分の管轄ハローワークを把握しておきましょう。
ハローワーク | 管轄エリア |
---|---|
ハローワーク川崎 | 川崎市のうち川崎区、幸区 |
ハローワーク川崎北 | 川崎市のうち中原区、高津区、多摩区、宮前区、麻生区 |
失業手当の受給手続きで必要な書類
退職した方がハローワークへ失業手当の受給手続きに行く際の必要書類をまとめておきましょう。
必要書類
- 雇用保険被保険者離職票(1・2)
- 雇用保険被保険者証
- 個人番号確認書類(マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票)
- 身元確認書類(運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、官公署が発行した身分証明書・資格証明書(写真付き)など)
- 写真(たて3cm×よこ2.5cmの正面上半身のもの2枚)
- 本人名義の普通預金通帳またはキャッシュカード
①の「雇用保険被保険者離職票(1・2)」は退職後に会社がハローワークで手続きし、郵送等で送られてきます。②の「雇用保険被保険者証」は通常、入社後に会社から渡されるものです。紛失している場合は再発行が可能ですので紛失した旨をハローワークの担当者に伝えて再発行してもらいましょう。
退職から失業手当受給までの流れ
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1必要書類の準備
会社を退職したら、まずは「雇用保険被保険者離職票(1・2)」が届くのを待ちましょう。離職票は失業手当の受給手続きには必ず必要な書類ですので、退職後1週間程度待っても会社から送られてこない場合は会社窓口に連絡してください。
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2ハローワークで失業手当の受給手続き
上記の書類が揃ったら川崎市にある管轄のハローワークへ行き、失業手当の受給手続きを行います。ハローワークでは、受給要件を満たしていることを確認した上で、受給資格の決定を行い、受給者初回説明会の日時が伝えられます。
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3受給者初回説明会への出席
受給者初回説明会では、失業手当の受給について重要な事項の説明が行われます。その時に「雇用保険受給資格者証」と「失業認定申告書」が渡されて第1回目の失業認定日が決まり、失業手当の受給開始の手続きは完了です。
失業手当の受給手続き以外にもやるべきことがある?
退職後にすべきなのは「失業手当の受給手続き」だけではありません。すでに転職先が決まっている、完全にリタイヤする、独立起業する、といった方以外は、必ず転職活動が必要です。
今は失業手当を受給しながら少しゆっくりしたい、と考えている方もいると思いますが、受給期間はあっという間に終わってしまいます。失業手当の受給期間満了が間近に迫ってから動いても満足できる転職活動はできません。
転職先は管轄のハローワークで探せるのでは?と思いがちですが、高条件のお仕事はハローワークではなく転職サイトに多く登録されています。情報収集を兼ねて信頼できる大手転職サイトに登録しておくと良いでしょう。
ただ転職サイトの登録は数多くすれば良いというわけではありません。たくさん登録したがために営業電話に苦しめられることも。良い条件の仕事を探すなら「エージェント制」の「大手転職サイト」に2つ程度登録しておけば十分です。